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富士の山ビエンナーレ

こんにちは(* ˊᵕˋ )ノ

富士の山ビエンナーレ

「富士の山ビエンナーレ」は、静岡県の富士市、富士宮市、静岡市(蒲原・由比)で2年に一度開催される現代アートの芸術祭です。2024年の第5回目は、「記録と記憶 そして物語へ」をテーマに、11月23日から12月8日まで開催されています。 

開催概要✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲

第一会場: JR富士駅北口の再開発に伴い解体予定のビル群

  • 会期: 11月23日(土)~12月8日(日)
  • 時間: 10:00~16:00
  • 開催日: 毎日

第二会場: 旧東海道の歴史的建造物が残る富士川エリア

  • 会期: 11月2日(土)~12月22日(日)
  • 時間: 10:00~16:00
  • 開催日: 土日祝のみ

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各会場では、現代アーティストたちが地域の特性を活かした作品を展示しています。特に、解体予定のビル群を活用したインスタレーションなど、再開発とアートの融合が見どころなのだそうです。 

 

11月に神戸へ向かう道中、立ち寄った場所。
こちらは第二会場の中の2箇所です

姉の運転する車内助手席でウトウトしながら、なんだか日本昔ばなしに見るような古民家に到着。駐車場に着いたけど、開いてる戸から入ってみたらおじさん( ´灬` )が「こっちは出口だからあっちから」と慌てて伝えてくれて、古民家をぐるっと反対側に…入口ありました!

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光と影の印象がとても残りました。一冊の冊子を受け取り、作品を作られる際に土地、歴史などからもインスピレーションを受け制作される作品に臨場感を与える光と影とヒストリー、そしてこの古民家でしか味わえない独特な調和だなぁって感じました


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この場所、こちらの古民家だから成しえたバランスなんだと思います。立つ位置、見る角度で作品から感じる躍動感も変わる。すごい迫力でした。

 

【ARTIST】

山形 敦子
Atsuko Yamagata


富士川民俗資料館

北海道生まれ。日本・フィリピンなどで活動する。接着剤や手漉き紙を使用し、コラージュとドローイングを組み合わせた平面・立体作品を制作。

アニミズムや生物の発生プロセス・微生物や植物の構造から着想を得て制作しているそうです

atsukoyamagata.com

 

 

こちらは、昨年姉に写真を見せてもらったことがきっかけで一度見てみたいと思っていた作家さんの作品の一つなんです。

全てのパーツがこのグルグルッとまかれた線。銅線なのかな。

二間続きの和室の部屋いっぱいに広がる「船」というタイトルだけれどそれぞれのパーツは「手」に見えたり、「頭」に見えたり…とても不思議な感覚で作品に魅入っていました。こちらも光と反射した円形の写真で言う玉ボケのような光が海の水面に反射する光のようでとてもすてきで、古民家ならではの色や光とのバランスが素晴らしかったです。

下部に西島さんのホームページを貼りました。私が姉に見せてもらってとてもすてきだなと感じた鹿の作品も見れるので、ぜひ見に行って欲しいです。

 

【ARTIST】

西島 雄志
Yuji Nishijima

「 舟 fune 」
小休本陣常盤邸

人の「存在」や、その「気配」に興味がある。

空間に満たされたものを感じ取り、形を与えてみる。 与えられた形から、空間を再構成する。 光を通して感じとる形により、「気配」を視覚化している。

一方で、時間の積み重ねという側面からも「存在」と「気配」を思考する。自らの手で一つ一つ捻り巻いた銅線のパーツを自分 の過ごした時間とし、その集積を用いて形を与えていくことで、時間の概念を加えている。

視覚的な「気配」と、時間の概念から組み立てられる世界を同時に存在させることで二重の構造を空間に作り出し、その現象を 用いて直接的に感覚に問いかけたい。

近年は、「存在」と「気配」を思考する中で、「神」をモチーフに用いている。 「神」とは人が感じ取る「第六感」の別名ではないかと考えている。

yuji-nishijima.com

https://www.fujinoyama-biennale.com

 

 

お二人の作品を実際に間近に見ることができたことは本当に幸せだなぁと感じました。写真でいろいろと撮影はしたけれど、実際に間近で見る作品の存在感は圧巻です。また見に行きたいと思うお二人のアーティストさんです。

 

今日もお疲れ様です STAY SAFE.
明日も皆さんが笑顔で過ごせますように!