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muro式.『トイ』観劇レビュー

muro式.『トイ』観劇レビュー
~笑いと深さが同居する「喜劇」の力~

以前から気になっていた「muro式」。実際に足を運び見に行くようになったのは2回目です。コロナ禍にストリーミング配信で視聴したことがきっかけでしたが、私自身のナルコレプシーという病気の症状で眠ってしまうこともあって「舞台はうとうとしてしまう」と行く前から諦めていたけれど、今年も行って良かったです!

主役のムロツヨシさんが統率する「muro式」は、俳優ムロツヨシさんが脚本家とやりたいことをやる!というコンセプトで、2008年より続けられているものです。オムニバス形式でつづる会話劇を軸に全てにおいてムロさんの演出がありしっかりしつつも自然なアドリブが散りばめられている。笑いの中に、人と人の関わり方、生き方の多様性を深く見つめるテーマが素晴らしいです。

 

今回の作品『トイ』のポイント

・タイトル:muro式.『トイ』

・出演:ムロツヨシさん、大西礼芳さん、本多力さん

・メインテーマ曲:東京スカパラダイスオーケストラ

『トイ』のテーマは「問い」。人と人、人と社会、それぞれの関係を、ユーモアと笑いを交えながら描く。観る人の想像力を刺激し、心に残るメッセージが込められた作品だった。

パンフレットとクリアファイルもゲット

今回のパンフレットには出演者の写真が小さく掲載されていて、ムロさん自身も「買わないで!」と冗談めかして言っていたけれど、結局購入(笑)。クリアファイルももちろんゲット!

 

まとめ

笑いながら、ふと考えさせられる。 こんな「喜劇」を突き詰めるムロツヨシさんの演劇愛を、この『muro式.『トイ』で存分に感じることができた。

興味のある方は、ぜひ劇場で体感してみてください!