週末は少し早めに午前中からバッグに、推しのぬいをそっと忍ばせて出かけました。
目的地は、駅にあるカフェ。店内は木の温もりに包まれていて、窓からやわらかな日差しが差し込んでいました。
普段こんな風にこのカフェを感じることもないです。慌ただしく入店し、ちょこっと休憩するために20分くらいで退店することが多いから。
運ばれてきた飲み物の隣にぬいをちょこんと置いて、グラスと並べて写真を撮る。
その瞬間、心がふわっと温かくなります。
「ここ、なかなか居心地いいね」
そんな声が聞こえた気がして、思わず笑ってしまいました。
写真を見返すと、ぬいの表情はいつもと同じはずなのに、どこか嬉しそう。
私が楽しいと、ぬいも楽しそうに見えるから不思議ですよね。
帰り道、バッグの中からちょっとだけ顔をのぞかせるぬいを見て、
「ああ、今日のこの空気感ごと、ずっと覚えていたいな」と思いました。
楽しいと感じた記憶も、他の多くの記憶と同様に、時間の経過とともに徐々に薄れていきます。これは脳の仕組みによる自然な現象で、新しい情報が入ってくると、古い記憶は徐々にアクセスしにくくなる傾向があるからです。
楽しかった記憶は、放っておくと薄れてしまうもの。
でも少しの工夫でより長く、鮮やかに心に残すこともできるんです。こうして写真を取ること、日記やSNSに記録すること、誰かに話して楽しかった出来事を共有すること、このお店に再訪し同じように写真を撮ったりして再体験することなどで楽しかった記憶は長持ちさせることができるよ。
ぬくもりをくれる存在と出かける時間は、何よりの心の栄養になります。