朝、窓を開けると、夏とは違うひんやりとした風が部屋の中にすっと流れ込んできました。
空気が澄んでいて、胸の奥まで届くような心地よさがあります。
その瞬間、自然と呼吸が深くなり、体の緊張がほどけていくのを感じました。

夏の朝は、どうしても空気が重く、呼吸が浅くなっていた気がします。
外に出ても、汗ばむ体と一緒に心まで急かされるような感覚がありました。
でも秋の朝は違います。
「大丈夫、ゆっくりでいいよ」と風が語りかけてくれるようで、心が静かに整っていくのです。
私はこの季節になると、朝の散歩を意識的に取り入れるようにしています。
大きな深呼吸をするだけで、昨日までの不安や緊張が少し遠ざかっていく。
その体験を繰り返すたびに、「呼吸は心とつながっている」と実感します。

秋の朝の風は、私にとって心を整えるサインですね。
深呼吸を思い出させ、心と体をやさしく結びなおして整理させてくれる。
これからの季節も、風に身をゆだねながら一日を始めていきたいと思います。