私には長年愛用しているマグカップがあります。
少し大きめで、コップの縁に大好きなすみっコぐらしのマスコットがちょこんと見守ってくれているんですよね。
シンプルにかわいいからね、見ているだけで心が落ち着きます。
そのカップで飲むコーヒーや紅茶は、なぜか他のカップで飲むよりも美味しく感じるのです。
朝、まだ目が覚めきらないときに両手で包み込むと、
温かさが指先から心まで届いていく。
夜、一日の疲れを癒すようにハーブティーを注げば、
自然と呼吸が深くなります。
マグカップはただの器ではなく、私の生活に寄り添うパートナーのような存在。
「今日もお疲れさま」と語りかけてくれているような安心感があります。
お気に入りのマグカップがあるだけで、日常の時間は特別になる。
それは小さな楽しみであり、私を整えてくれる大切な ritual（儀式）です。
