秋になると、服装も変わりますね。
夏の鮮やかな色合いから、落ち着いたブラウンやカーキ、深いネイビーへ。
その色を身にまとった自分を鏡で見たとき、街に出た時でも同じで「ああ、季節が変わったんだな」と実感します。

先日、少し奮発して購入したニットを着て出かけました。
柔らかい肌触りと落ち着いた色合いに包まれて歩く道は、ただの通勤路なのに新鮮に映りました。
服が変わると、心のリズムも変わるのだと思います。

「今日はこの服を着たい」と思える日、それだけで気持ちが少し強くなれる。
秋色の服は、私に「落ち着いても大丈夫」「自分らしく歩んでいい」と教えてくれる存在です。
衣替えは、心の衣替えでもあるのだと、改めて感じました。