すみっコ日和~Perfect day for sumikko~

すみっコぐらしが大好きな在宅ワーカーの毎日

友人の何気ない言葉に救われた

ある日の夜、私は一人で小さな悩みを抱え込んでいました。
仕事でちょっとしたミスをしてしまい、それが自分の中でぐるぐると大きくなっていたのです。


「なんでこんな簡単なこともできなかったんだろう」
「私は頼りにならない人間なのかもしれない」
そんな言葉が頭の中で反響して、気持ちはどんどん沈んでいきました。

 

そのとき、久しぶりに地元の友人からLINEが届きました。
内容は特別なものではなく、「元気? 今度いつ帰る?」という軽い誘いでした。
でも、その最後に「あなたと話すと落ち着くんだよね」という一文が添えられていたんです。

私はその言葉にハッとしました。
仕事での失敗ばかりに気を取られていたけれど、友人にとって私は「一緒にいると落ち着く存在」なんだ。
その事実が胸をあたためてくれて、涙がにじみました。

 

人は時々、自分を過小評価してしまうものです。でも、誰かの何気ない言葉が、自分の価値を思い出させてくれる。
あの日のメッセージは、私にとって小さな救いの灯りになっていました。

 

人生でどれだけの人と関わり、その中で何人の人と心地よい関係をつくることができるのだろうか?
ダンバー数という有名な研究があります。
これは「人が安定して関係を維持できる人数はおよそ150人」とされるものです。

  • さらにその内訳として:

    • 親密な関係(深い信頼を持つ相手):5人前後

    • 友人・親しい仲間:15人前後

    • よく連絡を取る相手:50人前後

    • 広い意味で顔を知っている関係:150人程度
       と分けられると言われています。

ですが、人によって「心地よさ」の基準は違います。
例えば、安心して弱さを見せられる相手、無理に飾らなくても自然体でいられる相手、価値観が近く、一緒にいてエネルギーを得られる相手
こうした関係は多くの人にとって「心地よい」と感じやすいものです。

人生では数千〜数万人と接触するとも言われています(学校・仕事・地域・ネットを含める)。ただし「心地よい関係」と呼べるのは、そのごく一部。多くの人にとって、本当に大切で心地よい関係は片手〜両手で数えられる範囲(5〜10人程度)が現実的とされています。

  • 人生で関わる人の総数は数千〜数万人。

  • その中で深い意味で「心地よい関係」を築けるのは、数人から十数人ほど。

  • 数の多さよりも、「その人たちとどう育むか」が人生の豊かさを決める、ということになるんですよね。

私は人生の中でまだ十代の学生時代に、彼女に知り合うことが出来ていたことに嬉しいなって改めて感じました。 

 

 

 

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