ある日、街中で見かけた小さな出来事が忘れられません。
ちょっとシェアしたいなと思ったので最後まで読んでもらえると嬉しいです。
道端で子どもが転んで泣いてしまったんですよね。そのとき、その子どもは一人で近くにお母さんとかは見当たらなくって。
でもきっとお母さんのところへ行こうとしてるところだったんだろうなって思います。
転んだ瞬間にきっと心細さと転んだ痛みで顔がくしゃっとなって涙がポロポロと溢れてたんです。私は横断歩道が青になったのを確認して子どものもとへ行こうかなと考えていましたが、通りかかった人が「大丈夫?」と声をかけて抱き起こしました。
その瞬間、子どもの泣き顔が少しずつ笑顔に変わっていったんです。


私はただ見ていただけなのに、気づけば自分までホッとして、
笑顔になっていました。
そしてそのまま立ち寄ったカフェで、自然と店員さんに「ありがとう」と微笑みながら伝えることができました。
まるで見知らぬ人の優しさが、私を通して次の人へとバトンのように渡っていったような感覚でした。
笑顔は連鎖します。
誰かのやさしさに触れると、自分もやさしくなれる。
その循環の中にいることを実感した日は、心が満ちていくのを感じます。
人とのつながりは目に見えないけれど、確かに私たちをあたためてくれている。
それを思い出した大切な一日でした。