すみっコ日和~Perfect day for sumikko~

すみっコぐらしが大好きな在宅ワーカーの毎日

今年を振り返らなくても、ちゃんと終われる

年末になると、
「一年を振り返りましょう」という言葉を
あちこちで見かけますよね。

今年はどんな一年でしたか。
できたことは何ですか。
できなかったことは何ですか。

それに答えられたら、
きっと気持ちが整理されて、
きれいに年を終えられる。
そんな空気が、どこかにあります。

でもね、
この日、私は思ったんです。

振り返れない年も、あるよねって。

 

振り返ろうとすると、苦しくなる年があるんです

一年を思い返そうとして、
なぜか言葉が出てこない。
何をまとめればいいのかわからない。

良かったことも、
つらかったことも、
うまく整理できないまま、
胸の奥に溜まっている感じ。

そんな年、ありませんか。

私にとって今年は、
まさにそういう一年でした。

大きな出来事があったわけでもない。
でも、何もなかったわけでもない。

ただ、
心の中でいろんなことが起きすぎて、
「これはこういう一年でした」と
簡単に言葉にできなかったんです。

振り返れないのは、向き合ってきた証でもあるんです

振り返れない自分を見て、
「ちゃんと整理できていない」
「未熟なんじゃないか」
そう感じてしまうこともありますよね。

でも、
私は最近、こう思うようになりました。

振り返れないのは、
この一年をちゃんと生きてきたからなんじゃないかって。

一つひとつが重たくて、
軽くまとめられないほど、
本気で向き合ってきた時間だったから。

簡単な言葉にできないくらい、
心を使ってきた証でもあるんですよね。

 

年を終えるのに、総括はいらないんです

年末=総括、
というイメージが強いけれど、
本当はそんな義務はどこにもないんです。

一年を終えるために必要なのは、
きれいな言葉でも、
前向きな反省でもありません。

必要なのは、
ここまで来た、という事実だけ。

365日分の選択と、
立ち止まった日と、
うまくいかなかった瞬間と、
それでも続いてきた呼吸。

それだけで、
一年はちゃんと終われるんです。

振り返らないことで、守れる心もあるんです

無理に振り返ろうとすると、
心の傷に触れてしまうことがあります。

まだ癒えていない出来事。
言葉にすると崩れてしまいそうな感情。

そういうものがあるときは、
振り返らないという選択は
逃げではなく、保護なんですよね。

今はまだ、
その出来事を棚卸ししなくていい。
ラベルを貼らなくていい。

時間が経った未来の自分が、
自然に扱えるようになるまで、
そっとしておいていいんです。

 

「終わらせる」だけで、十分な年末もあるんです

この日は、
私はあえて何もしませんでした。

振り返りノートも書かず、
反省も、来年の目標も考えない。

ただ、
今年がもうすぐ終わる、
という事実だけを
静かに受け取りました。

それだけなのに、
不思議と心が落ち着いたんです。

終わらせることと、
まとめることは、
同じじゃないんですよね。

終わらせるだけでいい年末も、
ちゃんと意味があるんです。

 

言葉にならない一年も、あなたの一年なんです

もし今、
「今年をどう言えばいいかわからない」
そう感じていたら、
どうか安心してください。

言葉にならない一年も、
確かにあなたの人生の一部です。

整理できなくても、
評価できなくても、
語れなくても、
ちゃんと、あなたの時間だった。

それを否定しなくていい。
説明しなくていい。

年は、
言葉がなくても終わっていきます。

 



年末だからといって、
無理に振り返らなくていいんです。

答えが出なくても、
まとめられなくても、
それでも一年は、
ちゃんと終われます。

今日ここまで生きてきたこと。
それだけで、
あなたはもう十分です。

どうか今夜は、
こう心の中でつぶやいてみてください。

「今年は、言葉にしなくていい年だった」

その一言が、
あなたの心を
静かに年の終わりへ運んでくれるはずです。