すみっコ日和~Perfect day for sumikko~

すみっコぐらしが大好きな在宅ワーカーの毎日

今年を連れて、新しい年へ行く準備

年末が近づくと、
「今年はここで終わり」
「気持ちを切り替えて新しい年へ」
そんな言葉をよく聞くようになりますよね。

もちろん、それも一つの迎え方です。
でもこの日、私はふと思ったんです。

今年を、置いていかなくてもいいんじゃないかって。

 

切り替えようとすると、少し苦しくなることがあるんです

新しい年に向けて、
前向きにならなきゃ。
気持ちをリセットしなきゃ。
去年のことは忘れなきゃ。

そんなふうに思えば思うほど、
心がついてこないことってありませんか。

まだ消化しきれていない感情。
うまく言葉にできない出来事。
終わったはずなのに、
心の中ではまだ続いている何か。

それを無理に置いていこうとすると、
胸の奥に引っかかりが残ってしまうんですよね。

今年の私は、ちゃんとここまで歩いてきたんです

この一年、
私は決して一直線に進んできたわけじゃありませんでした。

立ち止まった日もあったし、
遠回りした日もあった。
何もできなかったと感じる日も、
たくさんありました。

それでも、
気づけば年末まで来ている。

その事実だけで、
本当は十分なんですよね。

どんな歩き方だったとしても、
今年の私は、
確かにこの時間を生きてきた。

その自分を、
置いていく理由なんてないんです。

 

新しい年は、「やり直し」じゃなくていいんです

年が変わると、
まるで全部が新しくなるような気がしますよね。

でも実際は、
1月1日になっても、
昨日の自分が続いているだけ。

急に別の人になるわけでも、
過去が消えるわけでもありません。

だから、新しい年は
「やり直し」じゃなくていい。

続きでいいんです。

今年の経験も、
迷いも、
うまくいかなかったことも、
全部含んだまま。

それでも前に進める。
それが、本当の始まりなんですよね。

 

連れていく、という選択はとても優しいんです

今年を連れていく、という考え方は、
自分にとても優しいと思います。

置いていく、忘れる、切り替える。
それは時に必要だけれど、
今の自分には少し強すぎることもある。

連れていく、という言葉には、
「否定しない」
「無理に終わらせない」
そんな温度があります。

今年の自分を、
隣に座らせたまま、
一緒に新しい年へ向かう。

それだけで、
心が少し落ち着くんですよね。

持っていくものは、選んでいいんです

全部を背負っていく必要はありません。

無理していた癖。
自分を責める言葉。
必要以上の期待。

それらは、
そっと置いていってもいい。

でも、
頑張った記憶や、
耐えた時間や、
静かに続けてきた日々は、
ぜひ連れていってほしいんです。

それは、
あなたの人生の一部だから。

 

年末の準備は、心の荷物を確認することなんです

この日は、
来年の予定を立てる代わりに、
心の中を少しだけ整理しました。

「これは、もう手放していいかな」
「これは、まだ一緒にいたいな」

そんなふうに、
感情をひとつずつ見ていく。

答えが出なくてもいい。
ただ、見てあげるだけでいい。

それが、
新しい年を迎えるための
静かな準備なんですよね。

 

連れていくことで、前に進めることもあるんです

不思議なことに、
過去を無理に切り離さなくなったら、
少しだけ前が見えるようになりました。

置いていかなきゃ、
忘れなきゃ、
切り替えなきゃ。

そうやって力を入れていたときよりも、
心が自然に動き出したんです。

人は、
自分を置き去りにしないほうが、
ちゃんと前に進めるのかもしれません。

 

明日はいよいよ、
一年の最後の日ですね。

もし今、
新しい年を迎えることに
少し不安があったとしても、
大丈夫です。

今年のあなたは、
ここまでちゃんと生きてきた。

その自分を連れて、
ゆっくり次のページへ行けばいい。

どうか今夜、
心の中でこう言ってあげてください。

「今年の私、一緒に行こう」

その言葉が、
新しい年への道を
やさしく照らしてくれるはずです。