週の終わりが近づくと、
体より先に、心が疲れていることがありますよね。
もう限界、というほどじゃない。
でも、
ずっと力を入れ続けてきた感じが
じわっと残っている。
そんなとき、
私はいつも少し迷います。
ここで気を抜いていいのかな。
ゆるめたら、崩れてしまわないかな、って。
ゆるめることが、怖かった理由
以前の私は、
「ゆるめる=怠ける」
そんなふうに思っていました。
ちゃんとしていない感じがして、
置いていかれる気がして、
自分だけ後退するような不安があったんです。
だから、
疲れていても
力を抜かない。
緊張をほどかない。
それが、
自分を保つ方法だと思っていました。


でも実は、ずっと張りつめていたんです
振り返ると、
あの頃の私は
崩れないように、
必死で踏ん張っていました。
ちゃんとしなきゃ。
期待に応えなきゃ。
抜けちゃいけない。
その気持ちは、
決して悪いものじゃなかった。
でも同時に、
ずっと力が入ったままで、
自分の呼吸が
浅くなっていたんです。
この日は、少しだけゆるめてみた
この日、
私は思い切って
少しだけゆるめてみました。
完璧にやろうとしない。
全部を片づけようとしない。
「今日はここまででいい」と
自分に言う。
たったそれだけ。
でも、
胸の奥が
ふっと軽くなったんです。
ゆるめたら、崩れると思っていたけど
正直、
少し不安でした。
ここで気を抜いたら、
一気にだらけてしまうんじゃないか。
戻れなくなるんじゃないか。
でも実際は、
そんなことは起きませんでした。
ゆるめても、
私は私のままでした。
投げ出すこともなく、
何もかもが壊れることもなく。
ただ、
少し楽になっただけ。

崩れなかった理由に、あとから気づいた
なぜ崩れなかったんだろう、と
あとから考えてみたんです。
答えは、
とてもシンプルでした。
ここまで、ちゃんと続けてきたから。
自分を雑に扱わず、
無理な日は立ち止まり、
休むことも覚えてきた。
その積み重ねがあったから、
少しゆるめても
土台は揺らがなかった。
崩れなかったんじゃなくて、
もう崩れないところまで
来ていたんですよね。
ゆるめるって、信じることなんですね
この日、
私はひとつ大事なことを
理解しました。
ゆるめるって、
自分を信じることなんだ、って。
ここまで来た私なら大丈夫。
少し力を抜いても、
ちゃんと戻ってこれる。
そう信じられるようになったから、
ゆるめられた。
それは、
弱くなったからじゃなくて、
強くなったからなんだと思います。
ゆるめた時間は、何も奪わなかった
この日、
私は少し早めに切り上げました。
無理に詰め込まなかった。
自分を追い立てなかった。
でもそのせいで、
何かを失った感じはありませんでした。
むしろ、
余裕が残った。
次の日の自分に、
ちゃんと渡せるエネルギーが
残っていました。

週の終わりに、力を抜く意味
週の終わりに
力を抜くことは、
甘えじゃありません。
一週間を、
ちゃんと終わらせるための行為。
きれいに畳んで、
次に渡すための時間。
ずっと張ったままでは、
終わりがわからなくなってしまう。
ゆるめることで、
一区切りがつくんです。
ゆるめても、大事なものは残る
責任感も、
誠実さも、
積み重ねてきた時間も。
ゆるめたくらいで、
なくなったりしません。
それらは、
もうあなたの中に
根を張っています。
だから、
安心していい。
もし今、
「ここで力を抜いていいのかな」
と迷っていたら、
どうか思い出してください。
ここまで、
ちゃんとやってきたという事実を。
ゆるめても、
あなたは崩れません。
むしろ、
自分を信じる一歩になります。
今日は、
少しゆるめてもいい日。
そのやさしさが、
また明日のあなたを
ちゃんと支えてくれます。