今日、文章を書こうとして、何度も消してしまいました。
言葉が出てこないわけではないのに、どこかでブレーキがかかる。
その感覚に、はっとしたんです。

私はもしかしたら、「嫌われない言葉」を選んでいたのかもしれません。
やわらかくて、整っていて、波風が立たない言葉。
けれど本当は、もっと揺れている。
もっと迷っている。
もっと弱い。
その弱さを出すことが、少しだけこわい。
それはまるで、まだ乾いていないインクを誰かに見せるような感覚です。
にじんでいるし、形も曖昧で、美しくはない。
でも、にじみがあるからこそ、本当の温度が伝わるのかもしれない。
私は強い人ではありません。
ちゃんとしている日もあれば、何もできない日もある。
自信があるように見えて、
実は小さな一言にずっと引っかかっていたりする。
それでも、ここで書いているのは、
きっと「つながりたい」という気持ちがあるからです。
完璧な姿ではなく、
途中のままの自分で。
もし誰かが、
「わたしも同じだ」と小さくうなずいてくれるなら、
それだけで、この揺れは意味を持つ気がする。

そんな今日のわたしに、「にじんでいてもいい」と伝えたいです。
あなたのにじみも、きっとそのままで大丈夫です。