こんなことはないですか。


頼まれると断れない。
気づけば自分のことは、いつも最後。
今日も私は、やろうと思っていた自分の用事を後回しにして、
気づけば一日が終わっていました。
「まただな」と、少しだけため息が出たんです。
以前の私は、こう思っていました。
自分を後回しにしてしまうのは、
優先順位のつけ方が下手だからだと。
でも本当は、少し違うのかもしれません。
自分を後回しにする人は、
たいてい「誰かを優先できる人」です。
迷惑をかけたくない。
期待に応えたい。
空気を悪くしたくない。
その気持ちは、とてもやさしい。
だから私は、
“自分を大事にできない人”なのではなく、
“役割を大事にしすぎている人”なのかもしれないと思ったんです。
妻として。
同僚として。
友人として。
役割の中にいる時間が長すぎて、
「役割のない自分」の時間がなくなっていた。
それでは、整うはずがありません。
だから最近は、こんな問いを持つようにしています。
「今の私は、誰として動いているんだろう?」
もし“誰かの役割”で動いていると気づいたら、
5分だけ、“誰でもない時間”をつくる。
何かをする時間ではありません。
ただ、役割を外す時間。
それだけで、不思議と呼吸が少し深くなるんです。

そんな今日のわたしに、
「あなたにも、役割のない時間があっていい」と伝えたいです。
もしあなたが、いつも自分を後回しにしてしまうなら。
それは弱さではなく、やさしさかもしれません。
でもそのやさしさを続けるためにも、
ほんの少し、自分を先にしてもいいのかもしれません。
あなたの時間が、あなたのものに戻る瞬間がありますように。