こんなことはないですか。


目は覚めているのに、体が重い。
今日もやることはあるのに、どうしても起き上がる気持ちになれない。
スマホを手に取って、
少しだけ現実から目をそらしてしまう朝。
今日の私は、そんな朝でした。
以前の私は、やる気が出ない朝を「気合い不足」だと思っていました。
もっと前向きに。
もっとシャキッと。
ちゃんと大人なんだから。
でも最近、少し違う見方をするようになりました。
やる気は、スイッチではないのかもしれない、と。
やる気は、突然湧いてくるものではなく、
「納得」と「安心」がそろったときに、静かに動き出すものなのかもしれません。
やりたくないわけじゃない。
ただ、心が追いついていないだけ。
昨日の疲れが残っている。
今日への不安が少しある。
期待に応えられるか、どこかで緊張している。
そんな状態で、「さあ動け」と言われても、
心はブレーキをかけてしまうんですよね。
私も、朝から完璧に動こうとしていた時期がありました。
予定通りに進めて、
集中して、
無駄なく動く。
でもそれは、「理想の私」であって、
目覚めたばかりの「今の私」ではなかったんです。
だから最近は、やる気を出そうとしません。
代わりに、こう問いかけています。
「今の私は、何ならできそうだろう?」
完璧に動くことではなく、
ほんの少し動ける方向を探す。
布団の中で深呼吸を三回、ではなく、
カーテンを少しだけ開けてみる。
一気に頑張るのではなく、
“助走”をつける。
やる気は、行動の前にあるものではなく、
小さな行動のあとに、ついてくることもあるんですよね。

そんな今日のわたしに、
「今のペースでいいよ」と伝えたいです。
やる気が出ない朝は、
怠けている朝ではないのかもしれません。
心が、少し慎重になっているだけ。
大きく動かなくていい。
ほんの一歩でいい。
あなたの朝が、
あなたの速度で始まりますように。