こんなことはないですか。
しばらく離れていたことを、ふと「またやってみようかな」と思うとき。
きっかけは特にないのに、少しだけ心がそちらを向いているような感覚。
やらなきゃ、ではなくて。
そろそろやろう、でもなくて。
「また、やってみようかな」
そんな小さな気持ちが、自分の中から戻ってくることがあります。

一度止まってしまったことを再開するとき、少し不思議な気持ちになることがあります。
やりたい気持ちはあるのに、前のようにできるかわからない。
また途中で止まってしまうかもしれない。
そんな不安も、一緒についてくるのかもしれません。
以前の私は、「またやろう」と思ったら、すぐにちゃんと再開しようとしていました。
止まっていた時間を埋めるように予定を立てたり、
今度こそ続けようと決めたり。
せっかく戻ってきたのだから、今度は止まらないようにしよう。
そんなふうに、再開した瞬間から自分に約束をさせていたんです。
でも最近は、「またやろうかな」という気持ちは、もっと小さいままで大切にしてもいいのかもしれないと思うようになりました。
まだ「やる」と決めなくてもいい。
今日、少し心が動いた。
もう一度そこに近づいてみたいと思った。
まずは、それだけでいいのだと思います。
心の中から自然に戻ってきた気持ちは、小さな芽のようなものなのかもしれません。
芽が出たばかりなのに、早く大きくしようとしなくてもいい。
急かさず、そのまま見守ってみる。
今日は少しだけ。
明日は何もしないかもしれない。
それでも、またやりたいと思えた自分は、ちゃんとここにいます。
再開とは、前と同じ自分に戻ることではなくて、
今の自分で、もう一度出会い直すことなのかもしれません。

そんな今日のわたしに、「またやろうかな」と思えたことを大切にしていいよ、と伝えたいです。
すぐに頑張らなくても大丈夫です。
また止まることを怖がらなくても大丈夫。
あなたの中に戻ってきた小さな気持ちが、
あなたのペースで、やさしく育っていきますように。