こんなことはないですか。
朝起きて、いつものように一日を始めたけれど、なんとなく気持ちがついてこないとき。
「別に何かあったわけじゃないし」と、そのまま一日を始めてしまうこと。
忙しい毎日の中では、自分が何を感じているのかを考える時間は、意外と少ないのかもしれません。
起きて、準備をして、やることをこなして。
気づけば一日が終わっている。
そんな日もあります。

「今、どんな気持ち?」と聞かれても、すぐには答えられないことがあります。
楽しいわけでもない。
悲しいわけでもない。
ものすごく疲れているわけでもない。
ただ、なんとなく。
この「なんとなく」は、言葉にしにくいからこそ、後回しになりやすいのかもしれません。
以前の私は、自分の気持ちを知るということは、ちゃんと言葉にすることだと思っていました。
疲れている。
不安になっている。
うれしい。
そんなふうに答えが見つからないと、「よくわからない」で終わらせていたんです。
でも最近は、わからないなら、わからないままでもいいのかもしれないと思うようになりました。
「なんとなく重たいな」
「今日は静かにしていたいな」
「いつもより少し余裕がないかも」
そのくらいでもいい。
自分の気持ちは、いつもはっきりした言葉で話してくれるわけではないのだと思います。
だから、答えを出すよりも先に、
「今の私は、何を感じているんだろう」と少し自分に目を向けてみる。
そして何もわからなかったとしても、
自分を見ようとしたその時間は残ります。
気持ちを知ったからといって、すぐに何かを変えなくてもいいんです。
ただ気づいてあげる。
それだけでも、自分を置いていかずに一日を過ごすことにつながるのかもしれません。

そんな今日のわたしに、うまく言葉にできなくてもいいよ、と伝えたいです。
元気なのか、疲れているのか。
前を向きたいのか、少し休みたいのか。
すぐにわからなくても大丈夫です。
今日のあなたが感じている小さなものに、
あなた自身がそっと気づいてあげられますように。