こんなことはないですか。
特別に忙しかったわけでもないのに、夕方になるとぐったりしているとき。
「そんなに何もしていないのに、どうして疲れているんだろう」と思うこと。
体が動かないほどではない。
休むほどでもない気がする。
だから、そのままいつも通り過ごしてしまうことがあります。

はっきりした理由がない疲れは、なかなか認めにくいものなのかもしれません。
たくさん働いたから疲れた。
寝不足だから疲れた。
そんなふうに理由があれば休みやすいけれど、
「なんとなく疲れる」には、休むための理由が足りないように感じてしまいます。
以前の私は、疲れにも理由が必要だと思っていました。
「今日はそんなに何もしていないし」
「これくらいで疲れるのはおかしい」
そう思って、まだ動けるなら大丈夫、と自分に言い聞かせていたんです。
でも最近は、疲れはいつも「今日やったこと」だけで生まれるわけではないのかもしれないと思うようになりました。
昨日までの疲れが残っていることもある。
人に気をつかっていたのかもしれない。
暑さや季節の変化に、思っている以上に体が頑張っていたのかもしれない。
目には見えないところで使っている力も、きっとあります。
だから、「なんとなく疲れる」と感じたなら、
まずその感覚をそのまま受け取ってみる。
原因を探して、休んでいい理由を証明しなくてもいいのだと思います。
「そっか、今日は少し疲れているんだね」
それだけでいい。
疲れに気づくことは、弱くなることではなくて、
これ以上自分を置いていかないための、小さな合図なのかもしれません。

そんな今日のわたしに、理由がわからなくても疲れているなら休んでいいよ、と伝えたいです。
疲れを説明できなくても大丈夫です。
「なんとなく」という感覚も、あなたから届いている大切な声です。
今日のあなたが、頑張った理由を探すより先に、
少し自分を休ませてあげられますように。