不思議だね…虫の知らせってあるのね
昨夜、夜中にショートメールがきた…いつもなら読まずに削除しています
スマホに送信者の登録はもうしていなくて削除していたものだったから電話番号しか表示されないから尚更削除していたかもしれない
だけど、昨夜はギュッと心臓を握られたような感覚があって迷わず開いて読んだ
このショートメールはあの人からだ…とスグにわかった
かつて共に働いていた会社の先輩だ
ショートメールで会話をしながらお互いに文字にはしないけど、私は嬉しい知らせではないことを知り、先輩はやはり伝えるのをやめた
私も一度は聞こうとしたけれど…やっぱり聞くのはやめようと思った
夜中、ベッドでスマホを握り…情報を探していた
先輩が伝えようか迷い伝えるのをやめたその理由を知った
私が最後に勤めた会社の上司、私が体調を崩し退社した後には社長になられていました
頼れる上司で残業時間に相談にのってもらったり、厳しいけどデザインの仕事を楽しく感じさせて下さり、怖い時もあったけど明るくて優しい方だった
入社する前に勤めていた会社の社長が突然の事故で亡くなられて、これからどうするんだろう…って思っていた時に救いの手を出してくださった方でした
いろいろな経緯があり入社したのですが当時の私は無理ばかりしていて…体調を崩してしまったんです
会社の先輩方はいつも気遣ってくださる方ばかり、でも未熟だからクライアントさんに納得いただけるデザインを作らなければ…と一人で自分を追い込んでいたところもあったので最終的に続けることができなくなった時は情けなかったです
でも退社することになった時も「ごめんなさい」と謝りながら去る私に「ガンバれよ!」と言ってくださった時の顔も声も忘れたことはないんです
でも、会社に恩返し出来ないまま去ることになってしまった申し訳ない思いから退社後は連絡することはできなかったけれど、時々ホームページやSNSでご活躍をコッソリ見ていてお名前を見つけるだけで嬉しくて、何も出来ないけど応援していて、最後に勤めたこの会社が一番大好きな会社でした
私が体調を崩したりしなければ…と、ずっと後悔した会社でしたね
instagramにとあるアカウントを見つけて昨夜知ったことは
慎也さんがもういないことだった(今年7月に51歳だったそうです)
慎也さん、ありがとうございました
まだ未熟なデザイナーだった私を学ばせて下さり、デザインをするときの大切さや大事なこともたくさん教えていただいたんです。私の未熟さゆえに恩返しもできないままに体調を崩し、退社することになった時も「ガンバレよ!」って声をかけてくださって感謝しかなかったです。本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈り致しております
いつか会えるかもしれない…ってどこかで思っていたのかもしれません(会えるような立場ではないけれど…戦力にはなれず辞めたのだから)
昨夜連絡をくれた先輩は伝えることをやめてくださったのですが、それも先輩の配慮だったとも思います
自分で覚悟はしつつ知ったことですが私の人生の中で学びと後悔を得た大事な人であることには変わりなく、知ることができたから今日空に向かってお礼を伝えることができました
お線香もあげにいくこともできないですがごめんなさい