すみっコ日和~Perfect day for sumikko~

すみっコぐらしが大好きな在宅ワーカーの毎日

冬の朝、白い息と一緒に深呼吸

冬の朝って、空気が少し特別ですよね。
外に出た瞬間、ひんやりとした空気が頬に触れて、
白い息がふわっと浮かぶ。
その光景だけで、「季節が変わったんだな」って実感するんです。

昔の私は、寒い朝が苦手でした。布団から出るのがつらくて、起きるたびに「あと5分だけ…」ってつぶやいてたんです。

でも最近、冬の朝の静けさが好きになってきたんですよね。
あのピンと張った空気の中で、ゆっくり深呼吸をする瞬間が、心の奥まで目を覚ましてくれる気がするんです。


冬の空気は、心をまっさらにしてくれるんです

朝、まだ誰もいない時間に外に出ると、世界が少しだけ止まっているような感覚になるんです。車の音も少なくて、聞こえるのは、自分の足音と、遠くの鳥の声くらい。

冷たい空気を吸い込むと、胸の奥がすうっと広がっていくんですよね。
まるで、体の中に溜まっていたモヤモヤが白い息と一緒に外に出ていくみたいで。

「今日も始まるんだな」
そう思う瞬間、自分の中に小さなエネルギーが戻ってくるんです。


深呼吸には、“気持ちの整理”の力があるんです

冬の朝に深呼吸をしていると、自然と心の中も整っていく気がするんです。

息を吸うときには、新しい空気と一緒に“今日という一日”を迎える覚悟が入ってきて。
吐くときには、昨日の疲れや焦りをそっと手放していくような感覚。

ただそれだけなのに、不思議と心が軽くなるんですよね。

人って、意識して息をしてあげるだけで、ちゃんと生き直せるんだなって思うんです。


“慌ただしい朝”にこそ、1分の静けさを入れるんです

忙しい朝ほど、心が前のめりになりますよね。
支度しながら次の予定を考えて、時計ばかり気にしてしまう。

でも、そんなときこそ、ほんの1分だけ深呼吸の時間を入れるんです。

立ち止まって、窓を開けて外の空気を吸い込む。
顔に触れる冷たさを感じながら、「今、ここにいる」って実感する。

その1分があるだけで、1日のリズムがまるで違ってくるんですよ。
慌てて動き出すよりも、落ち着いて始めた朝のほうが、結果的に時間の流れがやさしくなるんです。


冬の朝は、“心の浄化時間”なんです

冬の冷たい空気には、“リセット”の力があると思うんです。
息を吐くたびに、心の中に溜まっていた小さな疲れや不安が外に出ていく。

息を吸いながら、「今日は、もう少しやさしくなろう」そんなふうに自分に声をかける。そのたびに、心の中の曇りが少しずつ透明になっていく気がするんです。

寒い朝って、ついネガティブになりやすいけど、実は“心を整えるチャンスの時間”なんですよね。


小さな朝の習慣が、1日を整えてくれるんです

私が続けているのは、
朝起きたらすぐにカーテンを開けて、
空を見ながら深呼吸を3回することなんです。

たったそれだけなんですけどね。
その3回の呼吸が、心を「今日」に連れてきてくれるんです。

天気がいい日はもちろん、曇りの日も、雨の日も、空を見上げるたびに感じるのは、“今日もちゃんと始まっている”という安心なんですよ。

 

冬の朝は、少し冷たいけれど、その冷たさの中にしかない“透明なやさしさ”があるんです。白い息を見つめながら深呼吸をすると、自分の存在が少しだけ鮮やかに感じられる。心と時間が、ゆっくり整っていくんです。

だから明日の朝、ほんの1分だけでいいので、窓を開けて深呼吸をしてみてください。

冷たい空気の中に、きっと“今日を始める力”がそっと混ざっていると思うんです。