ココロの整え方
手帳って、予定でいっぱいになるものだと思っていたんです。仕事の締め切り、会議の予定、買い物、病院の予約。全部“やらなきゃいけないこと”で埋まっていく。 でも、あるときふと気づいたんですよね。「この中に、“わたしのための時間”って、いくつあるんだ…
最近、私はカフェに行くときの目的をなくしてみたんです。「仕事をしに行く」とか、「本を読む」とか、何かを“するために行く”のをやめて、ただ“過ごすために行く”ようにしてみたんですよ。 最初はちょっと落ち着かなくて。何もしていない自分が、時間を無駄…
昔の私は、家事を“早く終わらせるもの”だと思っていたんです。いかに効率よくこなすか、いかに時間を短縮できるか。そんなことばかり考えていたんですよね。 でも、気づいたんです。急いで片づけても、なんだか心が整わないんです。家はきれいになっても、気…
気づくと、いつも何かを“ながら”でやってしまうことってありませんか?テレビを見ながらごはんを食べたり、スマホを触りながらお風呂に入ったり。私もずっとそうだったんです。 何かをしながら別のことをするのが当たり前みたいになっていて、一日が終わって…
朝、目が覚めてすぐにスマホを手に取ってしまう。そんな日が続いていた時期があったんです。 ニュースを見て、SNSを開いて、誰かの近況を追いかけて。気づけば、まだ起きて10分も経っていないのに、頭の中がもう“外の世界”でいっぱいになっていたんですよね…
一日が終わるころ、ふっとため息が出ることってありませんか?「今日もなんだか慌ただしかったな」って。私もよくあるんですよね。 気づけば、体も心もピンと張りつめたまま夜になっていて、お風呂に入っても、ベッドに入っても、どこか“まだ休めていない”感…
最近、気づいたんです。心がざわざわしているときって、たいてい「間(ま)」がなくなっているんです。次の予定を詰め込みすぎたり、人の気持ちにすぐ反応したり、思考や感情が休む隙間を失っているんです。 反対に、心が穏やかで落ち着いている日は、どこか…
夜が深まるころ、部屋の灯りを少し落として、お茶を淹れるんです。カップの中に立ちのぼる湯気を見ていると、今日一日のいろんなことが、少しずつ溶けていくような気がするんです。 朝からがんばって働いて、人と話して、気を使って、笑って、考えて。そんな…
最近、私は気づいたんです。「休む」って言葉をよく使っているのに、本当の意味では休めていなかったなって。 休む=寝ること、休む=何も予定を入れないこと。 そう思い込んでいたけれど、実際には体を横にしても、頭の中はずっと動き続けていたんです。「…
ある日曜日の朝、手帳を開いた私は、真っ白なページを見てしばらく手を止めていました。そこにはまだ何の予定も書かれていないのです。打ち合わせも、買い物も、誰かと会う約束もない。いつもはぎっしり書き込まれているはずの手帳が、ぽっかりと空いている…
秋という季節は、私にとって「立ち止まることを教えてくれる時間」です。春や夏のような勢いは少し落ち着き、木々は少しずつ色を変え、葉を落とし、風は静かに冷たさを増していく。外の世界が静まり返っていくほどに、私は自然と内側を見つめるようになりま…
“夢”という言葉を聞くと、少し身構えてしまう自分がいます。大きな目標や立派なビジョンを持っていなければいけない気がして、「私にはそんな壮大な夢なんてない」と心のどこかで引け目を感じてしまう。 でも最近になって、「夢は小さくてもいい」「むしろ小…
夜の静かな時間、私は机の前に座り、ペンを取ります。目の前の白い紙を見つめながら、今日という一日をゆっくりと思い返す。仕事でうまくいかなかったこと、誰かの一言で少し傷ついたこと、でも小さな嬉しさも確かにあったこと。そのすべてを抱えながら、私…
「やめること」と聞くと、どこかネガティブな響きを持っているように感じるかもしれません。でも実際には、やめることは「余白をつくること」であり、「心と時間の整理」なのだと気づきました。 私はこの秋、自分なりに「やめてよかったことリスト」を作って…
私たちはつい「毎日1時間運動する」「英語を毎日勉強する」など、大きな目標を掲げがちです。けれどそれは、始める前から自分にプレッシャーをかけてしまうもの。 習慣は、いきなり大木になるのではなく、まずは小さなタネをまくことから始まります。そのタ…
現代の生活は、常に音に囲まれています。朝は目覚まし時計のアラームに起こされ、外に出れば車のエンジン音や信号機のメロディ。職場では電話の音や人の話し声、家に帰ってもテレビやスマホの通知音が途切れることなく響いています。 音は生活を便利にし、時…
「孤独」という言葉を聞いたとき、あなたはどんな感情を思い浮かべますか?私は長い間、それを“寂しさ”とほぼ同じ意味だと捉えていました。一人でいる=孤独=心細い、そう考えていたのです。 けれど年齢を重ねるにつれ、孤独は必ずしも寂しさだけを意味しな…
休日の朝、目覚ましをかけずに自然に目を覚ました私は、いつもなら「今日は何をしようか」と頭の中で予定を組み始めます。 掃除をして、買い物をして、できれば読みかけの本も進めて…。手帳に書き込んでいたタスクを一つでも多く片づけようとするのが、いつ…
私は長い間、日記というものを続けられない人間でした。小学生のころ、夏休みの宿題として「一日一行でもいいから書きましょう」と言われ、最初の数日は律儀に書くのですが、やがて三日坊主。習慣化させることが本当に苦手でしたね。 大人になってからも、き…
夜の静けさは、ときに私を不安にさせ、ときに私を安心させます。一人で過ごす夜は、昼間の喧騒が消えたぶん、心の中の声が大きく響いてきます。 「今日の私は大丈夫だったかな」「また失敗してしまったな」「明日もちゃんとやっていけるだろうか」そんな言葉…
ある日、街中で見かけた小さな出来事が忘れられません。ちょっとシェアしたいなと思ったので最後まで読んでもらえると嬉しいです。 道端で子どもが転んで泣いてしまったんですよね。そのとき、その子どもは一人で近くにお母さんとかは見当たらなくって。 で…
誕生日や特別な日だけでなく、日常の中でふと贈り物をもらうと、素直に嬉しいですね!そして、心がじんわりと温まりますよね。先日、小さなハンドクリームをプレゼントされました。 「いつもありがとう!」と言って渡されたその瞬間、胸の奥がじわっと熱くな…
感謝の気持ちはあっても、口に出すのは照れくさい。心の中で思っていても同じかな?なんて私はずっとそんなふうに感じていました。 でもある日、ふと「ありがとうを言葉にするのは、小さな冒険みたいだ」と思ったんです。伝えられて嫌な気持ちになることはな…
私は長い間、人に頼ることが苦手でした。「迷惑をかけたくない」「自分でやらなきゃ」という思い込みが強く、どんなに大変でも一人で抱え込んでしまうのが癖になっていました。 その癖がついた出来事は振り返ると、学生時代でも同じで、就職してからでも同じ…
ある日の夜、私は一人で小さな悩みを抱え込んでいました。仕事でちょっとしたミスをしてしまい、それが自分の中でぐるぐると大きくなっていたのです。 「なんでこんな簡単なこともできなかったんだろう」「私は頼りにならない人間なのかもしれない」そんな言…
日常は、やるべきことに追われていると味気なくなってしまいます。だから私は、暮らしの中に「好き」を散りばめることを意識しています。 お気に入りの音楽を流しながら料理をする。 たまには花を一輪だけ飾ってみる。 私の部屋のエリアには大好きなすみっコ…
秋になると、服装も変わりますね。夏の鮮やかな色合いから、落ち着いたブラウンやカーキ、深いネイビーへ。その色を身にまとった自分を鏡で見たとき、街に出た時でも同じで「ああ、季節が変わったんだな」と実感します。 先日、少し奮発して購入したニットを…
休日にインターネットでいろいろと検索してる時に、とあるライトを見つけました。 ソネングラス®︎ 瓶型LEDソーラーランタン ソネングラス®︎は、昼に太陽光エネルギーを蓄え、夜に明かりを灯します。 蓋の部分がソーラーパネルとリチウム電池を搭載したモジュ…
私には長年愛用しているマグカップがあります。少し大きめで、コップの縁に大好きなすみっコぐらしのマスコットがちょこんと見守ってくれているんですよね。シンプルにかわいいからね、見ているだけで心が落ち着きます。 そのカップで飲むコーヒーや紅茶は、…
秋になると、不思議と甘いものがより美味しく感じられます。さつまいもや栗、かぼちゃを使ったお菓子たちが、スーパーやカフェに並び始めると、心が弾んでしまうのです。 先日、近所のカフェで買ってきて食べたモンブランは、まさに秋の魔法のようでした。口…