このひと月、少しずつ“時間との付き合い方”を見直してきたんです。
「予定を入れない日をつくる」
「夜ふかしをやめてみる」
「朝の5分を自分にあげる」
そんな小さな工夫を続けてみたら、少しずつ、時間の流れそのものが変わってきた気がするんですよね。
以前は、“時間に追われている感覚”がいつもありました。時計を見るたびに、「早くしなきゃ」「今日も終わらない」って焦ってばかりいたんです。
でも今は、時間がちゃんと“わたしと一緒に流れてくれている”ように感じるんです。
それは、焦ることをやめて、一つひとつの瞬間を丁寧に味わうようになったからかもしれません。
「時間を整える」って、心を整えることなんですよね
以前の私は、時間の使い方を“効率”で考えていました。
「どうすれば無駄がないか」「どうすれば早く終わるか」そんなふうに、1日の中に“結果”を求めていたんです。
でも、本当の整え方って、“気持ちがどんなリズムで動いているか”を感じることなんですよね。



朝、静かに呼吸を整える5分。
昼間、コーヒーの香りにふっと笑う一瞬。
夜、あかりを落として心を休ませる時間。
そのひとつひとつが、時間を“ただ流すもの”から“味わうもの”に変えてくれたんです。
忙しい日こそ、“余白”を入れるんです
時間を整えるうえで、私がいちばん大事にしているのは“余白”なんです。
予定を詰め込むのではなく、あえて“間”をつくる。
その間に、心が息をしてくれるんですよね。
たとえば、仕事と仕事のあいだに5分の休憩を入れる。
夜、寝る前にスマホを閉じて、静けさを感じる。
それだけで、心の回復力がぜんぜん違うんです。
“動く時間”と“止まる時間”。このバランスを整えるだけで、時間がやわらかく流れ始めるんですよ。
「わたしの時間」は、誰かと比べるものじゃないんです
SNSを見ていると、“生産的に過ごしている人”や“いつも忙しそうな人”がたくさんいますよね。以前の私は、そういう人たちと自分を比べて、「もっと頑張らなきゃ」って焦っていたんです。


でも、“わたし時間”って、誰かと比べるものじゃないんですよね。
人によって心のリズムも、心地よいペースも違う。
ある人にとっての「充実」は、別の人にとっての「疲れすぎ」かもしれない。
だからこそ、自分に合ったリズムを見つけることが大切なんです。
私はようやく、“早く進むこと”よりも“気持ちよく進むこと”を選べるようになったんです。
“時間の流れ”は、自分で変えられるんです
時間って、いつも一定に流れているように思うけれど、実は“心の感じ方”で変わるんですよね。焦っているときは、1時間が一瞬で過ぎてしまうけど、穏やかな気持ちのときは、5分でも満たされる。
だから、“時間を整える”とは、“心の流れ”を整えることなんです。
「ゆっくりでいい」「今ここでいい」そう言い聞かせるたびに、時間の中に“やさしさ”が生まれるんです。
私が学んだ“わたし時間の3つのレッスン”
この1か月を通して、私が感じたのは、時間と心を整えるために大切なことは、意外とシンプルなんだということなんです。
① 余白を恐れないこと
空白の時間は、サボりじゃなくて回復の時間。
心の声を聞くために、あえて“何もしない”を入れてみる。
② 自分のリズムを信じること
人と違ってもいい。
“私が心地よい”と感じる速さで過ごす。
③ 1日の終わりに、ちゃんと「おやすみ」を言うこと
夜を丁寧に閉じることで、
明日の朝がやさしく始まる。
この3つを意識するだけで、時間の流れがやわらかく、あたたかくなるんです。


今月、“わたし時間”を整えることを意識して過ごしてみて、一番の変化は「焦らなくなったこと」かもしれません。
予定が詰まっていても、
「大丈夫、時間はちゃんと味方してくれる」って思えるようになったんです。
時間って、本当はとてもやさしいものなんですよね。
急かしてくる存在じゃなくて、静かに寄り添ってくれるパートナーなんです。
だからこれからも、慌ただしい日々の中で、ときどき立ち止まって“わたし時間”を思い出してみようと思うんです。
きっとそれが、これからの季節を穏やかに過ごすための、いちばんのレッスンなんですよね。