ELLEGARDEN「風の日」を聴いて
ブログを書いていて嬉しいことの一つに、「コメントから新しい出会いが生まれる瞬間」ってありませんか?
昨日の私のブログに頂いたコメントにねあった曲なんです。「この曲を思い出した」っていうコメントから私は聴いてみたくなって、すぐにApple musicで探しました。
「風の日」というタイトルを見つけて、再生ボタンを押しました。
ほんの数分の音楽体験でしたが、それはまるで日常の中に小さな風が吹き抜けるような出来事でした。ブログを書いていてよかった、誰かとつながれてよかった──そんな感謝の気持ちとともに、この曲が届けてくれたメッセージを綴ってみたいと思います。


流れ始めた瞬間、ロックらしい軽快なリズムに心が引き寄せられました。明るいだけではなく、力強さと切なさが混じり合うようなメロディ。そのバランスが心地よくて、自然と体がリズムを刻んでしまうようなテンポ感があります。
歌詞の冒頭にある
こんな顔を見せるのは ほんとは好きじゃないけど
僕だっていつも ピエロみたいに 笑えるわけじゃないから
この部分を聴いたとき、思わず「そうだよね」と頷いてしまいました。誰だって、いつも笑顔でいるわけではありません。無理をして笑っているときもあれば、どうしても笑えない日だってあります。その人間らしさを認めるような始まりに、もうすでに心が掴まれていました。
この曲の中で繰り返されるフレーズがあります。
雨の日には濡れて 晴れた日には乾いて
寒い日には震えてるのは当たり前だろ
この「当たり前だろ」という言葉に、とても大きな安心感をもらいました。
私たちはつい、泣いたり落ち込んだりすることを「弱さ」だと感じてしまいます。人前では笑顔でいなければいけない、元気でいなければいけない。そんな風に自分を追い込んでしまうことはありませんか?


けれど、この歌詞は「濡れる日もあれば、乾く日もある。震える日もあれば、また温まる日も来る」と、自然の摂理のように語りかけてくれます。弱さや揺れ動きは欠点ではなく、むしろ「そんなものさ」と受け止めていいのだと。
私自身、この部分を聴きながらふっと肩の力が抜けていくような感覚がありました。「今日うまくいかなかったからって、全部がだめになるわけじゃない。明日にはまた風が吹く」──そんな前向きさって大事ですよね。
そしてさらに印象的なのが、
次の日には忘れて 風の日には飛ぼうとしてみる
というフレーズ。
「雨の日」「寒い日」といった受け身の表現のあとに、「風の日には飛ぼう」という能動的な表現が出てくるのが印象的でした。
風の日というのは、私にとって「追い風」とも「向かい風」とも受け取れるもの。追い風なら背中を押されるし、向かい風なら抵抗に立ち向かうことになる。でも、どちらであっても「飛ぼうとしてみる」という姿勢を持ち続けることが大事なんだと感じました。
挑戦する気持ちを忘れないこと。昨日の失敗を引きずらず、「次の日には忘れて」また新しい一歩を踏み出すこと。その一歩一歩の積み重ねが、私を前に進ませてくれるんですよね。
曲の後半にはこんな言葉も出てきます。
Your life is all yours
So don't let other people force you to be good
Be kind to yourself
「あなたの人生は、あなたのもの。他の誰かに“いい人であれ”と強制される必要はない。自分に優しくあってほしい。」
このストレートなメッセージに、胸を打たれました。誰かに合わせすぎて、自分を置き去りにしてしまうことは少なくありません。私自身も「周りの期待に応えなければ」と思うあまり、自分の気持ちを後回しにしてきたことがたくさんありました。
そんな私に「もっと自分の声を聞いていいんだよ」と教えてくれているようでした。自分に優しくあることは、わがままではなく、むしろ健やかに生きるために必要なこと。音楽の中に込められたその温かさに、救われる気持ちになりました。
この曲を知るきっかけをくださったコメントに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。誰かの「好き」や「おすすめ」は、思いがけず自分の心を豊かにしてくれるものですね。
映画でも本でも音楽でも、「あなたに合うかも」というひとことが、新しい扉を開いてくれたりすることないですか。そんな出会いがあるからこそ、ブログを書くことや人とつながることは楽しいことだなって改めて感じましたね。
「風の日」は、決して派手な応援歌ではありません。でもその分、日常の揺らぎに寄り添ってくれるようなあたたかさがあります。落ち込んだとき、何気なく再生すると「そんなもんさ」と優しく言ってもらえる。元気があるときには、そのテンポに背中を押される。

音楽は、同じ曲でもその時々の自分の心の状態によって聴こえ方が変わるものですよね。だからきっと、この「風の日」もこれから先、私の中でいろんな表情を見せてくれる曲になるだろうと思います。
改めて「人とのつながりから新しい世界に触れられる喜び」を感じました。一時期止まっていたブログを再開してよかったと、ブログを書いているからこそ、コメントをくださる方がいて、そこから新しい音楽に出会えたんですよね。こうしたつながりを大切にしていきたいなって思いました。
「風の日」は、聴く人の心を軽くし、明日への小さな勇気をくれる曲でした。まだ聴いたことのないよって方は、ぜひ耳を傾けてみてください。
そして最後に、この記事を読んでくださったあなたに問いかけたいと思います。
あなたにとって、
「風の日のように心を軽くしてくれる存在」は何ですか?
人・音楽・場所・時間──どんなものでも構いません。ぜひ思い浮かべてみてくださいね。